
こんにちは。
人生初、本気でダイエット中の萌です。
3日断食をして2㎏落とした後、ゴールデンウイーク明けから9月中旬くらいまで糖質制限ダイエットを取り入れていました。
色々なダイエット方法を吟味していった結果、糖質制限ダイエットが一番取り入れやすく、また健康的に痩せるのかな~と思って実践しました。

だけど、糖質制限ダイエットをしてから、疲れが取れない・肩こりが悪化・体がしんどい・心までしんどい、ついには仕事に支障をきたして自分を責めて生きる意味がわかんなくなるくらい落ち込むといった症状が出てしまいました。
なので現在は糖質制限ではなく禁酒や運動を取り入れたダイエットに変え、炭水化物はしっかり食べるようにしました。
そしたらめちゃくちゃ仕事の作業効率はあがるし、良いアイディアが出てくるし、ついでにブログを書くのも楽しくなって調子がいいんです。

というわけで、今回は糖質制限ダイエットでつらい思いをしている方に、糖質制限のデメリットと糖質制限なしでも痩せるための方法を私の実体験付きで紹介していきたいと思います。
糖質制限ダイエットで痩せない上にだるい状態が続いた

糖質制限ダイエットで1日おにぎり1つ分の炭水化物に減らしたら、身体がだるくなった…
糖質は脂肪として蓄積しやすい。
糖質制限ダイエットに関する本や記事を読むと、どんなものより糖質こそがデブのもとになると書かれていました。

さらに調べてみると、糖質はお菓子やパンだけでなく、ご飯をはじめとする炭水化物にも含まれ、他にもいもや根菜類、果物など、どんな食材にも含まれていて、意識しないと糖質過多になりやすかったんです。
ということで糖質を摂り過ぎないように、菓子パンで済ませていた朝食はコーヒーに置き換えて、昼はSサイズのご飯と魚、夜はご飯抜きにしました。
炭水化物をほぼ食べず、タンパク質メインの食事を心がけたんです。
糖質制限ダイエットをして2~3週間すると、生理前じゃないのに生理が来る前日の様に身体が重くなり、肩こり首コリも酷く、頭の中もモヤモヤとした状態が続きました。
ぼーっとして仕事でミスを何度もしたりして、そんな自分を責めて、自己嫌悪もすごかったです。

しかしある日、どーしても!トンカツ定食が食べたくなり、「ずっと頑張ってるんだから良いよね!」とご褒美のつもりで注文!

と、と、トンカツ…!
肉汁輝くぶ厚い豚肉にサックサクの衣…、それにトンカツソースを浸し…、かじり付く!
高カロリー食材の贅沢な旨みを感じながら、その味が消える前にご飯をかっ込みました。
すると…、ずっと辛かった身体のだるさが取れて、身体の中心である胃から求めていた栄養がぶわーっと四方八方に広がって満たされていきました。
幸せを感じながら夢中でトンカツとご飯を交互に行き来し、口直しに味噌汁・千切りキャベツを頂いて、食べることの喜びをかみしめながら、トンカツ定食を完食しました。
その時、あんなに重く感じていた重力も跳ね除けられるくらい私の身体は力で満ちていました。
頭の中のモヤモヤも消えてスッキリとしていました。
そして、糖質制限ダイエットで身体がだるくなっていたことに気づけたんです。
その日から私は炭水化物を極端に減らさず、仕事のある日は1日2食まで好きに食べてOKということにしました。
炭水化物を食べるようにしてからは首や肩のコリが和らいだことがなにより驚きました!
さらに足取りも軽くなったので、階段を使ったり、帰ってからウォーキングに出かけたりと、食べた分を運動で消費出来るようになりました。

そもそも糖質ってなんなの

糖質は私たちに元気をくれる!
糖質は名の通り、砂糖を使ったお菓子に含まれるだけでなく、毎日食べてるご飯などの炭水化物にも多く含まれています。
ご飯茶わん1杯分の白米はなんと、3gの角砂糖約12個分の糖質があり、だからこそダイエットをしたいならお菓子はもちろん、炭水化物にも気をつけなければいけなかったんです。
糖質制限関連の記事や本をかたっぱしから読んだ私は、糖質は脂肪やセルライトのもとになるという解釈でいました。
だから糖質=デブの素という方程式が成り立ってしまい、とにかく糖質は減らそう!と思いました。
でも、疲れがなかなか取れなくなってから「糖質って本当にデメリットしかないのかな?」って疑問がわいてきました。
糖質の役割
糖質は主要なエネルギー源なので、特に脳が必要としている栄養素です。
糖質を摂ると消化吸収されて、血流にのって全身をめぐり、1gあたり4kcalのエネルギーになってくれます。
しかも脂質やタンパク質等の他のエネルギー源と比べてすぐに使える為、「これからが頑張り時!」と言う時におにぎり1個食べると元気が出て運動や仕事などで力を発揮できます。

糖質は疲れがたまった非常時の栄養補給に最適な栄養素なんです。
糖質がダイエットの敵になる時

エネルギーとして使ってもらえなかった糖質はダイエットの敵に
糖質はすぐに使えばエネルギーとして消費されますが、摂りすぎで使わなかった糖質は脂肪として蓄積されます。
しかもセルライトの原因にもなるので、糖質の食べ過ぎで太った身体は痩せにくくなってしまうんです。
だから糖質はダイエットの敵になってしまったのです。
そもそも糖質は多くの食材に含まれていて、炭水化物だけでなくお菓子やパン、いもや果物はもちろん、意外と根菜類にも糖質が多く含まれていて、何も考えていないと糖質の摂りすぎになりやすいんです。
特にお菓子やパンが好きで、普通にごはんや根菜類なども食べている人は糖質の摂りすぎで太ってしまいます。
だからといって極度な糖質制限をしてしまうと、体力の低下や疲れがとれないといった症状が出てしまいます。
糖質は1日の摂取カロリーの60%であれば、1日のエネルギー源として適切な量になります。
参考
1日の目安摂取カロリーが2000kcalなら1200kcal分(300g=茶碗5杯分)
女性のダイエットに最適な摂取カロリーが1400kcalなので、痩せたい人は840kcal分(210g=茶碗3.5杯分)の糖質ならOKです!

糖質制限で痩せてくると極端にカロリーを減らしてしまう

糖質制限で痩せてくると糖質を受け付けられなくなる精神状態に…
糖質は脂肪よりまずエネルギーに変換されるから、食べたら全てが脂肪として蓄積されるわけではありません。
極端な糖質制限ダイエットは元気を奪うだけなので、減らし過ぎないようにすることが大切でした。
けれど私のように糖質で太った人や、糖質制限ダイエットを始めて痩せた人にとっては、やっぱり糖質がデブの素に思えてしまうんですよね。
しかも、糖質制限ダイエットに関する記事には糖質が悪魔のように書かれているので、糖質を食べること自体が怖くなってきてしまうんです。
私は糖質制限ダイエットによって慢性的な身体の不調が出た事に気づいてから、糖質制限ダイエットのデメリットについて調べました。
すると、糖質制限ダイエットをして病院に行かざるをえなくなった人の体験談が沢山出てきたんです。
特にNHKのクローズアップ現代に出てくる糖質制限ダイエット実践者の体験談は参考になりました。
この記事に出てくる糖質制限ダイエット実践者は1ヶ月で面白いほど体重が落ち、糖質制限どころか摂取カロリーも500kcalまで減らしてしまっています。
痩せることによる達成感でやめられなかったそうです。
糖質制限はダイエットの成果が出やすいため、糖質がダイエットの敵と書かれていたことは本当だったんだと信じ切り、身体に不調が出ていても糖質制限をやめにくくなってしまいます。
そのため身体がエネルギーを欲していても精神的に受け付けることが出来ず、最後は入院することになるほど身体を壊してしまう方が増えているそうです。
私も、あの日トンカツを食べようと思わなかったら、糖質制限ダイエットで身体が不調になっていることに気づけず、身体を壊してしまっていたかもしれません。
やっぱり極端な糖質制限ダイエットは怖いと思いました。

だるくならない糖質制限ダイエットをしよう!

糖質を極端に減らさなくても、しっかり痩せられる!
糖質制限ダイエットをしていると、とにかく糖質を減らすことを考えてしまいます。
だけど最終的な目的って痩せることですよね。
痩せることが出来るのなら、エネルギーとして必要な糖質を減らす必要はありません。
さらに野菜を最初に食べることで血糖値上昇が抑えられるので、糖質を減らさなくても太りにくい食事をすることが出来ます。
だるくならない糖質制限ダイエットの心得
- 炭水化物は1日に840kcal分(210g=茶碗3.5杯分)までなら食べてOK!
※女性がダイエットをする時に推奨されている1日の目安摂取カロリー1400kcalで計算 - お菓子やお酒・ジュースなどの無駄な糖質は摂らないようにする
- 炭水化物だけの献立にはしない
- 血糖値上昇を抑えてくれる野菜を最初に食べる

私は炭水化物を我慢しない代わりにお酒を禁止にして、おかずは出来るだけ魚、食物繊維を積極的に摂ることを心掛け、散歩と入浴をして消費カロリーを増やしました。
やることが増えて単純なダイエットではなくなりましたが、炭水化物抜きよりずっと楽で、なにより疲れにくいんです!
炭水化物を抜いて、さらに1時間散歩をしていた頃もあったのですが、痩せない上にめちゃくちゃ疲れて、次の日仕事中に居眠りということもありました。
それが炭水化物を食べるようにしてからは、糖質をエネルギーにして日中の仕事に真摯に向き合ったほうが、充実感もあるし痩せるという結果が得られます。

もちろん、炭水化物を食べ過ぎてしまうことはダイエットによくないので、食べ過ぎないように調整しています。
極端に糖質を抜き過ぎず、身体に支障をきたさないようにバランスの良い食事を心がけていきたいです。

糖質をエネルギーにして消費したり、バランスよく炭水化物とおかずの量を調整したり、食物繊維をとって糖質が脂肪にならない様に気を遣うなど、上手に付き合っていきたいですね。